ジルコニアセラミックはセラミックの中でも非常に優れています
ジルコニアは非常に硬いセラミックで、審美性・耐久性に優れた素晴らしい素材です。セラミック(陶磁器、ガラス)の一種ですが、ダイヤモンドに近い硬度と屈折率をもつ美しさから、人工ダイヤとも呼ばれています。金属よりも硬く、粘り強さもあることから、スペースシャトルの外壁に使用されていることも知られています。
特徴
- メリット歯の色に似ているため見た目が良い(透明感がある)
- メリット経年による変色がほとんどない
- メリット硬い素材で割れにくく、ほとんどの部位に使用できるが奥歯に適している
- メリット金属を使用しないため、金属が溶け出すことによる歯茎の変色や金属アレルギーになる心配がない
- メリットプラーク(汚れ)がつきにくい
- メリット仮止めで様子を見ることができる
ジルコニアの欠点
- デメリット歯を削る量が比較的多い
- デメリット色調はオールセラミックに劣る
- デメリット天然歯より硬いため、周囲の歯や噛み合う歯を痛めることがある
- デメリット経年により歯茎が下がり、歯と歯茎の境目が見えてくることがある
- デメリット保険適用外なので値段が高い
治療一例
※本ページに掲載している画像は加工等の修正は一切していません
※仕上がりには個人差がありますのであくまで一例として捉えてください
【S.N様】
年齢:34歳
主訴:奥歯(大臼歯)の銀歯を目立たなくしたい
処置:銀歯を除去し、ホワイトジルコニアの被せ物で補綴
期間:2日(型取り・装着)
費用:2つで17万(税別)
リスク:上記のデメリットをご参考ください
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40歳を過ぎた患者さまへ
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負の連鎖 - 歯と健康の関係性
- 定期的な検診はあなたを守る