インプラントの構造について

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2025.01.24

インプラントの構造について

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。

この記事ではインプラント治療の種類や構造について詳しくご紹介いたします。

■インプラントの種類

インプラントには、アバットメントを使い人工歯を繋ぐタイプと、アバットメントを使わずにセメントで人工歯を接続するタイプの2種類があります。加工方法や形状にも種類が複数あり、仕様の違いには「ワンピースタイプ」と「ツーピースタイプ」の2種類があります。


1.ワンピースタイプ
ワンピースタイプは、アバットメントとインプラント体が一体になっているのが特徴です。全体的に長く、治療の回数は1回と、少なくて済みます。治療の回数も少なく強度に優れていますが、ワンピースタイプを適用できるのは、顎骨の厚みが十分だと判断された場合のみです。


2.ツーピースタイプ
インプラント治療で一般的なものとして多くの歯科医院で使用されているのがツーピースタイプです。顎の骨の厚さが多少痩せていても適応できるのが特徴で、幅広いケースに適用することができま
す。

■インプラントの材料および構造

*材料
インプラントの材料として用いられているものは、主にチタンやチタン合金です。骨ときちんと結合するため、とても頑丈で耐久性に優れています。


*構造

1.インプラント体(人工歯根)
インプラント体と呼ばれる人工歯根は、顎の骨に埋め込まれるもので、歯根の代わりとなりインプラントを支える要となるものです。「スクリュータイプ」と「シリンダータイプ」の2つの種類があり、現在一般的に使用されているのは、スクリュータイプがほとんどです。

2.アバットメント(支台)
インプラント体に取り付けられ、人工歯と接続する器具です。

3.人工歯(上部構造物)
アバットメントに接続される上部構造物(人工歯)。これが失った自分の歯の代わりとなります。

■人工歯にも種類がある

上部構造物の人工歯にはさまざまな材質があり、それぞれ異なる特性があります。


【メタルボンド】
金属のフレームにセラミックを焼き付けて加工した人工歯です。自然な白い見た目をしていますが、セラミックがはがれやすいというデメリットがあります。


【ゴールド】
白金加金や金合金などでできた人工歯です。他の素材と比べると柔らかいため、残っている自分の歯を痛めずに済みます。目立ってしまうため、目立たない箇所に使用されます。


【ジルコニア】
セラミックの一種「ジルコニア」でできたフレームの上に、セラミックを何層にも塗り重ねて仕上げた人工歯です。自然な色や質感になるため、目立つ部分にも向いている材質です。
耐久性、審美性のほか、プラークがつきにくいという利点もあります。

【ニケイ酸リチウム】
セラミックの一種「ニケイ酸リチウムガラス」を高温で溶かし、成型して作られた人工歯です。オールセラミックなので耐久性が非常に高く、天然歯と同様の機能性と審美性が手に入ります。インプラントよりも天然歯が残っているときの治療に用いられることがほとんどです。


■まとめ

インプラント治療を検討している方は、ぜひ一度当院にご来院ください。
スタッフ一同、みなさまのご来院を心よりお待ちしております!

当院のインプラント治療に関する詳細はこちら▼

https://www.shin-dental.jp/implant