2025.02.21
インビザラインの治療の流れと治療期間
こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。
この記事では虫歯や歯周病がある場合のインプラント治療について解説します。
■インビザラインとは
インビザラインとはマウスピース矯正の一種です。患者様の歯型をとり、それをもとにしてコンピューターを活用し、透明のマウスピース型の矯正装置をつくります。マウスピースを1日20〜22時間以上装着し、2週間に1回ほどのペースで次の段階の新しいマウスピースに取り換えて、歯をゆっくりと移動させ、歯列を整えていきます。
■インビザラインの治療の流れ
①カウンセリング・無料相談
どんな悩みがあり、どこを改善したいかなどの患者様からのご要望をお聞きするとともに、歯科医院からも矯正治療に関する説明が行われます。
②機材を用いた検査およびスキャン
インビザラインでは口腔内の状態もとても大切になります。虫歯や歯周病の有無を確認し、抜歯するべ
き歯があるかなど、お口の中の状態をレントゲン撮影やCTスキャンなどにより、判断していきます。ここで虫歯や歯周病が発見された場合は、そちらの治療が最優先されます。
③クリンチェック
3Dスキャナー機能を活用し、患者様の歯型を採取し、治療計画の立案が行われます。目で見ながらシミュレーションという形で一緒に確認できるため、患者様にとっても治療の流れが分かりやすく、安心に
つながります。説明と同意を経て、アライナーの発注が行われます。
④インビザラインによる矯正治療開始
1週間〜2週間毎にマウスピースを交換することで、段階的に少しずつ歯を適切な位置へ動かしていき
ます。1日20〜22時間以上の装着時間が必要になります。
⑤定期検診
歯科医院の方針や個人差はありますが、矯正装置を装着してからも、お口の中をチェックしてもらう定期検診が必要になります。少なくとも3ヶ月に1回はいくことになります。
⑥保定期間
矯正治療が完了した後には、正しい位置に歯を留めておくための保定期間が必要になります。保定装
置(リテーナー)と呼ばれる装置を装着することで、後戻りを防ぎます。
■インビザラインで治療計画通りにすすめるためには
治療を計画通りに進めるためには、装着時間やマウスピースの衛生面に気を配る必要があります。マウスピースを外した状態が長く続くと歯に圧力がかからない状態のままになるので、元の状態に戻りやすくなってしまいます。装着時間をしっかり守ることは、治療を計画通り進める上でとても大切です。また、矯正治療中に虫歯や歯周病ができてしまった場合、そちらの治療が優先され、矯正治療が計画通りに進まなくなってしまう可能性がありますので、日頃のケアも欠かせません。
■まとめ
ワイヤー矯正と比較してもそれほど治療期間に大きな差はなく、重要なのは自己管理を徹底することだ
と言えるでしょう。工夫をしながら自己管理をしていきましょう。
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