インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて

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2025.03.07

インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。

この記事では、インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて詳しく解説します。

インプラント治療は痛い?腫れはどのくらい?

術中は局所麻酔をして行われるため、痛みはほとんどありません。しかし、術後は麻酔が切れた状態になるため、歯茎の切開などによる痛みや腫れが伴います。

手術には4つの手法があり、それぞれ痛みの強さや生じる場所が変わってきます。

【痛みが続く期間】
平均:早くて2〜3日、長く続く場合で1〜2週間


【腫れが続く期間】
平均:術後2〜3日後がピーク、1〜2週間で元通りになる


上記で記載した期間は個人差がありますが、手術後の腫れや痛みが明らかに長く続いているという場合は、感染症などのリスクも考えられるため、早めに医師に相談しましょう。

インプラント手術の種類

①歯茎を移植する手法
歯茎が少ない場合に行われる手法です。骨移植をするときと同じようにインプラント体を埋め込む場所 以外にも切る必要があるため、痛み場所は2ヶ所に増え、歯茎を取った場所の方が痛むことが多いと言 われています。

②骨を移植する方法(人工の骨を移植・自分の骨を移植)
インプラントを埋め込めるだけの顎骨がないと判断され、骨が少ない場合に行われる手法です。人工の骨を移植、自分の骨を移植と、2つ方法にわけられます。骨を取ってきた場所の方が痛みが強いと言わ れています。

③骨造成手術(ソケットリフト・サイナスリフト・GBR)
顎の骨の厚みが足りない場合に選択される手法です。ソケットリフト、サイナスリフト、GBRといった種類にわけられます。骨造成手術は術後の痛みが強くなる傾向があり、腫れも長引いたり、目立つことが多いとされています。

④無切開無痛手術
メスを一切使用しない手法です。別名フラップレスサージェリーとも呼ばれています。術後の痛みもないという大きなメリットがありますが、誰にでも適用できるわけではありません。


■局所麻酔に関する不安

*静脈内鎮静法
局所麻酔は意識がある状態なので手術中の音や会話は聞こえる状態になります。不安やパニックになってしまう人には、「静脈内鎮静法」、別名セデーションと呼ばれる方法をとるのがおすすめです。

*表面麻酔
局所麻酔をする際は、注射を打つため、針を刺す痛みを伴います。針を刺す痛みが怖い、不安だという 人も多いかもしれませんが、基本的に表面麻酔を行ってから針を刺すため、痛みは軽減されます。

■まとめ

術後の痛みや腫れに対する不安をはじめ、術中のことなど、不安や疑問はカウンセリングのときに歯科 医院に相談しておきましょう。インプラント治療が気になっている人は、ぜひ一度当院にご来院ください。