インプラント治療後の過ごし方【食事編】

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2023.06.16

インプラント治療後の過ごし方【食事編】

食事している女性

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。 

インプラント治療は、外科手術を要するため、ほかの歯科治療よりも大きな治療になります。この記事ではインプラント治療後の過ごし方についてご紹介します。インプラント治療が気になっている人や、インプラント治療に不安がある人は、ぜひ検討してみてくださいね。 

■インプラント治療のメリットデメリット

自分の歯を何らかの原因で失ってしまった場合に、ブリッジや入れ歯と並んで検討される治療方法です。歯を失った箇所の顎の骨にインプラント体といわれる人工の歯根を埋め込み、そこに上部構造といわれる人工歯を装着します。

【メリット】

・丈夫で長持ち

・美しい見た目で優れた審美性

・天然歯と同じように噛める

・セルフケアが楽

・周りの健康的な歯に負担が少ない

・全部の歯にも部分的な歯にも適用できる

【デメリット】

・人によっては治療の制限を受けることがある

・保険適用外なので治療費が高額になる

・外科治療を要するので負担が大きい

・治療期間が長い

■インプラント手術の流れ

インプラントの手術は1回だけと思っている人も多いかもしれませんが、実はインプラントの治療法には1回法と2回法の2つがあります。

どちらを選択しても必ず必要になるのが、インプラントを埋入する手術です。1回法は術後の経過を見て人工歯を被せて完了になりますが、1回法が適用できるのは、顎骨の厚みが十分だと判断された人のみです。ですので、ほとんどの方が2回法になります。

2回法では、インプラント埋入手術と、インプラント上部の粘膜を切開してアバットメントを連結する手術の、2度にわたっての手術が必要です。1回目の手術後、3ヶ月〜6ヶ月程度経過した後に、アバットメントの連結が行われるため、上部の歯の部分が使用できるようになるのは約半年後ということを念頭に入れておきましょう。

インプラント手術後は過ごし方に注意点がいろいろあります。

■インプラント手術後の過ごし方【食事編】

術後まだ麻酔が効いているうちは、お口周りの感覚が失われている状態になります。感覚がないと火傷をしたり唇や頬を強く噛んでしまうリスクがあります。危険なので、術後麻酔が完全に切れるまでは固形物は避けて、飲み物だけにしておきましょう。麻酔が完全に切れた後も、術後1週間は噛む力を要しない、うどんやおかゆ、スープなど、やわらかいものを選ぶようにします。噛む力が必要なものは歯に負担をかけてしまうので、かたい食べ物や辛い物といった刺激物、ガムは避けましょう。

さらに、やわらかい食べ物でも細かく切って少量にして食べるなどの工夫をするのがおすすめです。何よりも大事なのは口元に負担がないように配慮することです。咀嚼するときは施術した反対側の方で噛んで、ゆっくり食べましょう。

■まとめ 

インプラント術後は、お口の中がデリケートな状態です。術後すぐは飲み物だけにして落ち着いてからも食べ物選びには気を使いましょう。当院でもインプラント治療を行っておりますので気軽にご相談ください!