即時荷重インプラントは誰でもできる?特徴や治療の流れを解説

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2024.06.07

即時荷重インプラントは誰でもできる?特徴や治療の流れを解説

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。

インプラント治療は機能性も審美性も優れた治療方法ですが、「歯がない期間があるのは嫌だ」「人工歯を取り付けるまでの期間は歯がない状態?」と、不安に思う人も多いのではないでしょうか。

しかしインプラント治療には、手術当日に歯(仮歯)が入る「即時荷重インプラント」もございます。この記事では、即時荷重インプラントの特徴や治療の流れを詳しくお話しします。

■通常のインプラント治療と即時荷重インプラント

インプラント治療は本来、歯を失くした箇所の顎骨にインプラント体といわれる人工歯根を外科手術で埋め込み、その上に人工歯を取り付けることで歯の機能性および審美性を取り戻す治療です。通常手術は2段階に分けて行われ、インプラント体埋入後、顎骨とインプラント体が結合するのを3ヶ月〜半年ほど待ちます。結合を確認したらその後さらに人工歯を取り付けるための手術が行われます。つまり人工歯を取り付けるまでにはトータルで3ヶ月〜10ヶ月以上の期間が必要になるというわけです。

しかし、即時荷重インプラントは、インプラント埋入手術とアバットメント、仮歯の装着を同じ日に済ませます。埋め込んだ後すぐに仮歯を装着できるため、歯がない期間がなく、見た目も機能性も患者様自身の負担を減らすことができます。

■即時荷重インプラントの治療の流れ

※状態によって多少異なる可能性があります。

①患部の抜歯

②抜歯後にできる穴を整え、インプラントを埋め込む方法を確認

③仮歯に合わせインプラント体を埋入

④仮歯の装着

最終的な人工歯は後日、インプラント体と骨が結合したことが確認できたら取り付けられます。すぐに機能性が完全回復するわけではありませんのでご注意ください。

■即時荷重インプラントのメリット・デメリット

メリット

・通院回数を減らせる

・治療費用を抑えられるケースもある

・身体への負担が少ない

・見た目が良くなる

・食事を楽しめる

デメリット

・完全に治療が終わるまでは食事制限がある

・治療制限を受けるケースもある

*治療制限を受けるのはどんなケース?

即時荷重インプラントは、メリットも多いですが、無理に手術と同時に仮歯を入れてしまうと、インプラント自体に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。骨が柔らかい方や厚みが薄い方、噛み合わせが極端に強い場合、基礎疾患や喫煙習慣がある方は治療制限を受けることがありますのでご了承ください。

■当院のインプラント治療

当院の診療科目にはインプラント治療があり、この記事で紹介した即時荷重インプラントにも対応しております。はじめてインプラント治療をする方は、食事の不安や痛みや腫れなどの副作用も不安かと思いますが、そういった不安にもしっかり寄り添い、患者様により適した治療方法をご提案させていただきます。まずは一度カウンセリングにお越しください。

*抜歯即日埋入も

治療の流れを見ていただくとわかる通り、インプラント治療のはじめには基本的に歯の抜歯が行われます。基本的には歯の抜歯を行った後に歯茎が回復するのを待ってからインプラント体を入れますが、当院では条件が良ければ抜歯した当日にインプラント体を入れることも可能です。抜歯即日埋入が適用できれば、インプラント治療期間を短縮できます。歯茎への負担も軽減できるので、術後の痛みや腫れも少なくなります。

当院の即時荷重インプラントの詳細はこちら▼

https://www.shin-dental.jp/immediate-implant

■まとめ

通常のインプラント治療は、顎骨にインプラント体を埋入したあとは、「インテグレーション」といって、インプラント体と骨が少しずつ結合するのを待つ必要があります。待っている間は何もなくなったり、入れ歯を使ったりすることになるため、見た目や食事にも影響が出てしまいますが、時荷重インプラントを適用できれば、その日中に仮歯を取り付けられるので安心です。

患者様の状態によっては即時荷重インプラントを適用できない可能性もございますが、まずは一度お話しをお聞かせください。みなさまのご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。