2025.01.31
インビザラインは妊娠中でもできる?
こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。
この記事では妊娠中のインビザラインについてご紹介します。
■結論…妊娠中でもインビザラインの治療はできる!
結論から言うと、妊娠中でもインビザラインの治療はできます。ワイヤー矯正でも同じように治療は可能ですが、痛みが少ない、好きなときに取り外しができるといった特徴があるため、インビザラインの方が負担が少なく済みます。
■妊娠中にインビザラインで治療する際の注意点
1.つわりが辛いときは一度中断する
妊娠中はホルモンバランスが乱れやすい時期です。貧血やつわりがひどい場合は、マウスピースでもストレスに感じてしまうことがあります。矯正治療は出産後でも再開できるので、体調が辛いときは無理をせずに矯正装置を取り外し、治療を一時中断させましょう。
2.虫歯・妊娠性歯肉炎に要注意
妊娠中はつわりが辛く歯磨きを丁寧に行うことが難しいことがあります。磨き残しが起こると歯茎に炎症が出て「妊娠性歯肉炎」や「虫歯」を引き起こすリスクがあります。放っておくと歯周病に発展してしまうため注意が必要です。
虫歯の原因は、磨き残しのほか、食べづわりによる間食の増加も引き金となることがあります。妊娠中は虫歯や妊娠性歯肉炎になりやすいということを自覚し、自己管理に気を使いましょう。
3.担当医と情報共有をし、産婦人科とも連帯をとる
出産予定日付近の通院や治療計画について、担当医と情報共有をしながら相談しておくことも大切です。産婦人科とも合わせて連帯をとることも重要ですよ。
■妊娠中のレントゲンや薬の服用、麻酔について
できるだけレントゲン撮影で避けるのが望ましいとされていますが、撮影の際はX線を遮断できる防護用エプロンを着るため、お腹の赤ちゃんへの影響はないに等しいと考えられています。しかし、治療検討中の段階で妊娠した場合は、出産後に見送るのがおすすめです。
すでに治療をしていて妊娠した場合、撮影は終わっているので治療を続行できることが多いです。
また、麻酔や投薬は妊娠中は避けるのが良いと言われていますが、タイミングや時期をずらせば治療を進められるケースもあります。しかし、矯正治療で抜歯が必要になる場合は、麻酔が必須ですので、注意が必要です。
処方される薬に関しては、患者様の体質や妊娠周期など、懸念点をすべてを踏まえて安心安全と判断されたものであるため、心配はいらないでしょう。
■まとめ
妊娠中でも矯正治療自体は可能ですが、あくまで最優先するべきなのは自分の体と心の健康です。妊娠中は、そうでない時期に比べて体調を崩しやすく、心もデリケートになりやすい時期です。矯正治療が少しでもストレスになってしまう場合は、一度矯正治療を中断して出産後に再開するのが良いでしょう。
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