インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて

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2023.05.05

インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて

インプラント

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。  

抜群な機能性と美しい審美性が手に入るインプラント治療を希望する患者様が少しずつ増えてきています。しかし、インプラント治療はほかの歯科治療と比べると治療期間も長く、手術を要する大きな治療になります。 

手術に対して「痛みが怖い」「どのくらい腫れるのだろう」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、インプラントの手術で気になる腫れや痛みについて詳しく解説していきたいと思います。 

インプラント治療が気になっている人は、ぜひ検討してみてくださいね。  

目次  

■インプラント治療」とは 

■インプラント治療は痛い?腫れはどのくらい? 

■術後の痛みや腫れは手法によって異なる! 

■局所麻酔に関する不安 

■まとめ  

■インプラント治療とは 

虫歯や歯周病、怪我や外傷などによって自分の歯を失った際に検討される治療方法です。ブリッジや入れ歯のように保険は適用されないため、治療費は高額になりますが、得られるメリットがたくさんあります。 

インプラントは手術によって歯を失った箇所の顎骨にインプラント体を埋め込み、そこに上部構造である人工歯をつけます。全部の歯にも部分的な歯にも適用することが可能です。一般的な歯科治療よりも大きな治療になるため、人によっては治療の制限を受けることがあります。 

【メリット】 

・自分の歯と同じように噛める機能性 

・丈夫なので長持ちする 

・美しい見た目 

・入れ歯のような洗浄がないため、セルフケアが楽 

・周囲の健康的な歯に負担がかからない 

【インプラント治療の制限を受ける人】 

①妊娠中の人  

②歯周病が重度まで進行している人 

③噛み合わせが合わないとされる人 

④成長期にある若い人や高齢の人 

⑤糖尿病を持っている人 

⑥そのほか制限に該当する疾患を持っている人 

インプラント治療は大きな治療となるため、患者様の健康状態が何よりも優先されます。 自分は治療を受けられるのか詳しく知りたいという人は、歯科医院で確認してみましょう。 

【費用】 

・前歯1本を治療するケース 

平均:300,000~400,000円  

・奥歯1本を治療するケース  

平均:300,000~400,000円  

・全部の歯を治療するケース 

平均:2,000,000~2,500,000円  

※個人差があります。 

※施術する場所や手法、人工歯(上部構造)の種類によって変わります。 

■インプラント治療は痛い?腫れはどのくらい? 

手術と聞くと痛みが強いイメージを持ってしまいますが、術中は局所麻酔をして行われるため、痛みはほとんどありません。しかし、術後は麻酔がきれた状態になるため、歯茎の切開などによる痛みや腫れが伴います。 

しかし、手術には4つの手法があり、それぞれ痛みの強さや生じる場所が変わってきます。骨造成手術(下記で詳しく解説)などを行なっていない人は、痛みは薬で耐えられる程度です。 

【痛みが続く期間】 

平均:早くて2〜3日、長く続く場合で1〜2週間 

【腫れが続く期間】 

平均:術後2〜3日後がピーク、1〜2週間で元通りになる 

上記で記載した期間は個人差がありますが、手術後の腫れや痛みが明らかに長く続いているという場合は、感染症などのリスクも考えられます。気になることや不安は、早めに医師に相談しましょう。 

■インプラント手術の種類 

①歯茎を移植する手法 

歯茎が少ない場合に行われる手法です。骨移植をするときと同じようにインプラント体を埋め込む場所以外にも切る必要があるため、痛み場所は2ヶ所に増え、歯茎を取った場所の方が痛むことが多いと言われています。 

②骨を移植する方法(人工の骨を移植・自分の骨を移植) 

インプラントを埋め込めるだけの顎骨がないと判断され、骨が少ない場合に行われる手法です。人工の骨を移植、自分の骨を移植と、2つ方法にわけられます。①と同様に痛む場所は2つになり、骨を取ってきた場所の方が痛みが強いと言われています。 

③骨造成手術(ソケットリフト・サイナスリフト・GBR) 

顎の骨の厚みが足りない場合に選択される手法です。この手法も。ソケットリフト、サイナスリフト、GBRといった種類にわけられます。骨造成手術は術後の痛みが強くなる傾向があり、腫れも長引いたり、目立つことが多いとされています。 

④無切開無痛手術 

①〜③とは異なり、メスを一切使用しない手法です。別名フラップレスサージェリーとも呼ばれています。術後の痛みもないという大きなメリットがありますが、誰にでも適用できるわけではありません。 

■局所麻酔に関する不安 

静脈内鎮静法 

局所麻酔をして行うと説明しましたが、全身麻酔とは異なり、意識はある状態なので手術中の音や会話は聞こえる状態になります。この状態で不安やパニックになってしまう人には、「静脈内鎮静法」、別名セデーションと呼ばれる方法をとるのがおすすめです。歯科医院のサイトやSNSを確認し、セデーションを採用しているかをあらかじめ確認しておくのが良いでしょう。 

*表面麻酔 

局所麻酔をする際は、注射を打つため、針を刺す痛みを伴います。針を刺す痛みが怖い、不安だという人も多いかもしれませんが、基本的に表面麻酔を行ってから針を刺すため、痛みは軽減されます。 

■まとめ  

今回は、インプラントの手術で気になる腫れや痛みについてご紹介してきました。術後の痛みや腫れに対する不安をはじめ、術中のことなど、不安や疑問はカウンセリングのときに歯科医院に相談しておきましょう。 

当院は「整えられた医院内の設備 」「徹底された衛生管理」「追求され続ける技術」の3つの柱でインプラント治療を実施しております。  

インプラント治療が気になっている人は、ぜひ一度当院にご来院ください。  

スタッフ一同、みなさまのご来院を心よりお待ちしております!