インビザラインの洗浄と保管

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2023.07.21

インビザラインの洗浄と保管

インビザラインと歯ブラシ

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。 

インビザラインは、1日20〜22時間以上の装着時間が必要になるため、食事以外の時間はほとんどつけている状態になります。長い時間装着するものなので、マウスピースのお手入れを怠ってしまうとお口の中に細菌が増えてしまいます。

この記事ではインビザラインの洗浄方法や、保管方法などを解説します。

■インビザラインの洗浄方法

基本的な洗浄方法としては、マウスピースを指でやさしくこすりながら流水で洗うというケアを行えていれば問題ありません。内側の洗浄しにくい細かい箇所を洗浄するために歯ブラシを使用するのも良いですが、強くブラッシングするのは厳禁です。必ず毛先の柔らかい歯ブラシを選び、やさしく丁寧に洗浄しましょう。

もっとしっかりとマウスピースの汚れを落としたいという方は、市販の洗浄剤を使うのもおすすめです。手洗いでは落とせない臭いや汚れを短時間で除去できるため、とても効率的です。しかし、洗浄剤を使用して洗う場合は、必ず矯正用マウスピース・リテーナーに対応しているものを選びましょう。入れ歯用の洗浄剤を使用している人も見られますが、これは間違った方法です。変形や劣化の原因となるので避けましょう。

■インビラインを洗浄する際の注意点

・歯磨き粉やお湯を使用しない

マウスピースを洗うときにお湯や歯磨き粉を使うのは厳禁です。お湯を使用した方が汚れが落ちそうと考えてしまうかもしれませんが、マウスピースが変形する原因になるため、洗浄するときは必ず水で洗うようにしましょう。

歯磨き粉は、含まれている研磨剤でマウスピースの表面に細かい傷がつき、細菌が溜まりやすくなってしまうリスクがあるため、洗浄で使用するのは避けましょう。

・しっかり乾燥させる

マウスピースを洗ったら、マウスピースのケースにティッシュを敷いてマウスピースを置いてしっかりと乾燥させることが大切です。面倒だからと洗ってすぐ濡れたままケースに入れると菌が繁殖してしまうので、要注意です。

カビの原因になるリスクもあるため、ケースの蓋を開けたまま、きちんと乾燥させましょう。

■使い終わったインビザラインはどう保管する?

インビザラインは、現在使用している1つ前のマウスピース以外は捨ててしまっても問題ありませんが、もしも使い終わったマウスピースを保管しておく場合は、上記と同じ方法で洗浄して、保管しておきましょう。

■最後に

インビザラインの歯列矯正で計画通りに治療を進めるためには、マウスピースのお手入れもとても大切です。装着時間と共に、お手入れ方法や注意点を守り、理想の歯を手にいれましょう!