インプラントを長持ちさせるために

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2023.08.04

インプラントを長持ちさせるために

おばあさんのイラスト「笑顔」

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。 

インプラントの寿命はブリッジや入れ歯よりも長いと言われていますが、長持ちさせるためには使い方もとても大切です。この記事では、インプラントを長持ちさせるためのポイントや注意点を解説します。

■インプラントの寿命はどのくらい?

ブリッジの平均寿命は7〜8年、入れ歯の寿命が3〜4年が平均なのに対し、インプラントでは10年以上問題なく使用できているという人がほとんどで、長持ちするのが特徴です。個人差も影響するので明確な指数はありませんが、メンテナンスを行い、ケアも丁寧におこなっていた人のなかには、40〜50年間と長期間インプラントを使用できていた人もいますよ。


■インプラントを長く使うための注意点とポイント

禁煙する

タバコに含まれる有害な成分は体だけでなく、お口の中にも悪影響を及ぼします。他の病気を引き起こすリスクも高くなり、骨がもろくなる危険性もあります。可能ならば禁煙をして、禁煙が難しい場合でも本数を減らすなどの努力をしましょう。

歯磨きを丁寧に行う

当然のことですが、毎日の丁寧な歯みがきはインプラントを長く使うためにとても大切です。インプラントの周りはもちろん、周囲の歯が虫歯や歯周病になるとインプラントを支えている骨に悪影響を及ぼしてしまいます。口腔内と歯のケアはしっかり時間をかけて丁寧に行いましょう。磨きにくい箇所にはデンタルフロスや歯間ブラシを使うのがおすすめです。

歯ぎしり癖を改善する

インプラントは丈夫なつくりになっていますが、強い衝撃に弱いです。歯ぎしりは想像しているよりも強い力がかかるので負担も大きくなり、インプラントの寿命を縮める原因になってしまいます。術後1〜2週間は運動を控えましょう。

品質の良いインプラントを選ぶ

1本30~40万円とインプラントの費用相場は高額なため、「できるだけ安く」と料金だけで選びたくなってしまうかもしれませんが、価格だけで選ぶのは危険です。インプラント質が悪くて長持ちしない危険性もあるので、総合的に判断することが大切ですよ。

メンテナンス・定期検診を受ける

歯科医院で定期的にメンテナンスや検診を受けることも大切です。インプラント自体が虫歯になることはありませんが、歯周病になる危険性はあります。インプラントの治療が完了したら終わりではなく、担当医から指示される定期メンテナンスのスケジュールを守り、定期的にメンテナンスを受けましょう。

■最後に

インプラントを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスや日常のケアがとても大切です。最大限のメリットを得るためにも、この記事で紹介したポイントや注意点を意識しながら、過ごしてみてくださいね。