2023.08.18
インビザラインが向いてない人はいる?対処法も解説

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。
マウスピース矯正のインビザラインは痛みが少なく透明で目立たないというメリットもありますが、1日20〜22時間以上の装着時間が必要になり、自己管理が重要になります。
この記事では、インビザラインに向いていないと考えられるケースをご紹介します。
■矯正治療前に向き不向きを知っておく重要性
矯正治療を開始する前に「インビザラインに向いているか」「自分に一番適している矯正治療は何か」をしっかり把握しておけば事前の不安もなくなり、心の準備も整います。再治療が必要になるなんてことのないよう、あらかじめ向き不向きを知っておきましょう。
■インビザラインで制限を受けるケース。向いていない人はどんな人?
・重度の矯正が必要で、抜歯を要する
歯列矯正とひとことで言っても、軽度な人もいれば重度な人もいます。歯列を美しくするために、抜歯が必要になることもあります。抜歯する本数が多い場合や移動させる歯の距離が長いとインビザラインは適応できないケースがあります。歯並びの問題が複雑過ぎる場合や噛み合わせで問題がある場合もインビザラインはあまり向いていません。
・骨格的な問題がある
検査をして顎の骨格が変形など、通常と異なっている場合はインビザラインは適さないと判断されることがあります。問題がないと自己判断できるところではないため、検査で骨格的な問題があった場合はインビザラインで治療ができないこともあります。
・使用方法を守れない
ワイヤー治療であれば歯科医院で装着したら取り外すことなく、そのまま生活していきます。しかしインビザラインは頻繁な装着と取り外しの作業があり、適切な洗浄や保管も必要不可欠です。何よりも一日20〜22時間以上という装着時間を厳守する必要があり、こういった使用に関するルールを守れないと目標とする歯並びを実現することはできなくなります。インビザラインには痛みや違和感がなく、目立たないなどのたくさんのメリットがある半面、自分に課された重要な約束事があることを理解しておく必要があります。
■どんな人にインビザラインは適している?
・比較的軽度で、抜歯が必要ない
・決められたルールを厳守できる
・自己管理ができる
・歯並びの悪さが軽度
■インビザラインが向いていない場合の対処方法はある?
向いていないと判断されるケースでも、工夫をすることでインビザラインでの矯正が可能になることもあります。自己管理が苦手な場合は同居人に協力を得たりアラート機能を使用することで改善できる可能性があります。
骨格や歯列の問題でインビザラインが向かないケースは、無理にインビザラインを選択するのはおすすめできません。ほかにも矯正方法はあるので、もっとも自分に合った方法を専門医に相談しながら決めていきましょう。
■まとめ
インビザラインの向き不向きの問題は、治療開始前にカウンセリングを受ければすぐに分かるので、難しく考える必要はありません。「向いていない理由」はそれぞれで、性格などが起因しているものもあれば自分の努力次第で解決できる問題もあります。
抜歯が多くなる場合や動かす距離が長い場合はそもそもワイヤー矯正の方が向いているケースも多いです。重要なのは自分に一番合っている歯列矯正を見つけることですよ。
歯科医院でのカウンセリングを受け、歯科医師と相談しながら決めていきましょう。
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