インビザラインで治せる不正咬合

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2023.10.13

インビザラインで治せる不正咬合

こんにちは!福島県いわき市にある「しんデンタルクリニック」です。 

インビザラインはマウスピース矯正の一種で、痛みも少なく装着していても目立たないので近年人気を集めている治療方法です。この記事ではインビザラインで治せる不正咬合について解説していきます。

■インビザラインで治せる不正咬合

①叢生(そうせい)

凸凹とした状態の歯並びで、八重歯も含まれます。顎と歯の大きさがアンバランスなために、歯が綺麗に並ぶことができず、歯がねじれてしまうことが原因で起こります。そのほか、乳歯の虫歯も叢生の原因となるケースがあります。歯が重なっている、歯が斜めに生えているなどの特徴があります。

②上顎前突(じょうがくぜんとつ)

別名出っ歯といわれる不正咬合で、上の歯が出ている歯並びです。顎と歯の大きさのバランスが悪い場合や、上下額の大きさのバランスの悪さ、舌の癖などが原因で上顎前突が生じるといわれています。口が閉じにくいので口呼吸が増え、見た目にコンプレックスを持つ方も多い不正咬合です。

③下顎前突(かがくぜんとつ)

いわゆる受け口と呼ばれる不正咬合で、上の歯よりも下の歯が前に出ている噛み合わせをさします。他にも反対咬合と呼ばれることもあります。骨格が原因で生じることもありますが、上の前歯が内側に傾いて生えてしまったり、下顎を前に突き出す癖が原因になることもあります。機能面および審美面で悪影響があります。

④上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の歯が前方へ出ている噛み合わせの状態です。顔を横から見たときに鼻の頭とあごの先を直線でつないだ際、直線よりも前に唇が出ていると歯並び自体が綺麗であっても上下顎前突に該当する可能性があります。遺伝的要因のケースもありますが、口呼吸も後天的な理由として考えられています。口元が突き出ている見た目になるので、コンプレックスを覚える方も多く口が閉じにくく口呼吸が多くなってしまいます。

⑤開咬(かいこう)

奥歯が噛み合っている状態でも前歯が噛み合わない状態です。先天的な原因よりも、長期間に及ぶ指しゃぶりや舌癖・口呼吸などの後天的な理由が原因となるケースが多いです。横の歯や奥歯への負担も大きく、顎関節にも悪影響を及ぼしてしまいます。

⑥過蓋咬合(かがいこうごう)

歯を噛み合わせたときに、上の前歯が下の前歯に覆いかぶさってしまう状態をさします。生まれつきの骨格といった先天的な要因が原因となるケースもありますが、舌癖や指しゃぶり、口呼吸などの悪習慣が影響していることも考えられます。上下額の噛み合わせが深すぎる場合、下顎の前歯で上顎の内側の歯茎を痛めて歯茎の炎症を引き起こしたり、骨吸収を引き起こすリスクがあり、顎関節症のリスクも高まります。

⑦空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の隙間が広い不正咬合です。顎の大きさに対して歯が小さかったり生まれつき歯の本数が足りない場合に起こります。上の前歯の真ん中に隙間があるケースは正中離開(せいちゅうりかい)と呼ばれます。歯と歯の隙間に食べ物が挟まってしまったり、滑舌が悪いなどの症状が見られます。特に見た目への影響が大きいのでコンプレックスを抱える人も多いです。

■まとめ

インビザラインで改善できる不正咬合をご紹介しましたが、歯列の度合いによって個人差がありますので、詳しいことは担当医に確認しましょう。当院でもインビザライン治療が可能ですので、ぜひご相談ください。